心理学解説

心理学的日記:人生初めて心理学実験に参加してきました!~心理学実験のモチベーション問題~

心理学実験

人生初めて『心理学実験』に参加してきました。

普段、本や論文を読む中で、何回も出てくる『ーの実験で~』というフレーズの向こう側に初めて行ってきました。

その感想を綴っていきます。

感想

実験の内容は言えませんがとりあえずめちゃくちゃ緊張しました

なんてったって、普段日常生活の中で、絶対出会わないようなタイプの課題と対峙して『うまくできるかなー』という不安を抱えながら、その過程や結果が実験者に見られるという社会的なストレス(悪い意味ではない)があるのですから。

『適度な緊張が本番での集中力を生む』からか、40分ほどの実験が、ずっと集中していたので『あれ?もう終わった?』っていう感覚であっさり終わりました。

実験中、多少心理学を嗜んでいるので『この実験でどんな事実を明らかにしたいのかな』とずっと考えていました。

実験者が実験中におもむろに部屋から出ていったときに『実験者が部屋を出ていったのはわざとだろう』と考え、自分の課題が終わるタイミングで偶然たまたま丁度よく実験者が部屋に戻ってきたときには予想が当たって心の中でニヤニヤしてました。

モチベーション問題

おそらく実験参加のモチベーションはバリエーションが豊かだと考えられます。

興味があったから、お金が欲しいから、家が近いから、暇だから、、、

モチベーションの違いにより、実験に対してのやる気が違うため、モチベーションの違いが実験結果に影響を及ぼすと考えられます。

これは悪いことではありません。

むしろ、モチベーションが違うことにより、サンプルの偏りが減るという大きなメリットがあります。

ここで、今回自分は『心理学や行動経済学の勉強をしているならせっかくだしその知識の源である実験に行ってみたい』というモチベーションから行きました。

そして、ネットで調べて出てきたサイトから応募して実験に参加しました。

さて、このサイトにたどり着く人はどういう人でしょうか。

『心理学 実験 参加』でググる心理学に興味がある人間がほとんどではないでしょうか

それでは、被験者に偏りができてしまいます。

あえて、若者だけを集めて被験者を偏らせるなど人口統計学的に被験者を偏らせるとかなら理解できますが、わざわざ心理学好きを集めて被験者を偏らせるメリットはありません。(そういうやつらはわざわざ実験の意図を考えたりするから結果に歪みが生じてしまう)

求人サイトで人を集められたら最高なんですけどね。(求人サイトはアルバイトから転職を踏まえると幅広い年齢層の人が使っている)

そんなことを無責任にも思いついた実験でした。

他の実験にも参加してみたいですね。

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