心理学解説

心理学解説『単純接触効果』~会えば会うほど好きになる~

単純接触効果

今回紹介する心理効果は単純接触効果/ザイオンス効果です。

単純接触効果とは『何回も会っている人に対して、無意識に好意を抱きやすくなるという心理効果』です。

恋愛の指南書では単純接触効果を利用して、意中の人と話しかける回数を増やそうなどと書かれています。

そんな、恋愛の心理学書でよく見受けられる効果ですが実はもっと幅広く解釈できます。

実は単純接触効果の対象は人にとどまりません

具体的には音、味、臭いなどにも働きます。

だから、毎日親が出してくれた卵焼きがいつのまにか大好物になっているのですね。

また、鏡の自分に対して写真の自分より好意を抱きやすい現象も単純接触効果で説明できます。

写真と鏡で見る自分の顔は左右対称であり、日常生活で目にする回数が多いのは写真の中の自分ではなく鏡の中の自分ですから、鏡の中の自分には写真の中の自分より好意を抱きやすいのです。

もしかしたら、橋本環奈みたいな顔の右パーツと左パーツに差がない美しい顔なら、鏡の中の自分だけではなく、写真の中の自分もすきになれるのかもしれません。

以上単純接触効果解説でした。

以下参考書

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